「武岫農圃」のオーナーである林勝武さんは、数十年に渡って茶畑/茶葉の経営に携わり、鹿谷に専用の茶園を持つだけでなく、さらに10ha近い孟宗竹林を所有しています。近年、政府が農産業に新たに文化としての意義を吹き込もうと力を注ぐ中、行政院農委会、南投県政府、鹿谷森林保護協会、鹿谷郷役場、鹿谷農会観光農園生産販売班第一班が一丸となってサポートし、また、屏東科技大学研究開発チームの監修により、改良式の伝統的な窯焼き製法で孟宗竹炭を製造しています。国内の産、官、学が力を合わせて窯焼き炭の製造技術を磨き続けてきました。高品質の孟宗竹炭原料及び関連商品を提供することを最も重要な目的とすることで、「武岫農圃」は驚くべき健康商品-「孟宗竹炭」を生み出しました。

特色

  「武岫孟宗竹炭」は、生まれてから4年以上の孟宗竹を材料に焼製します。高温炭化技術を採用し、伝統的な窯で手作業により、十数日かけて丹精込めて焼製します(一般的な機械燒材油方式ではありません)。竹炭の炭質の構造は非常に緻密で、比重が大きく、隙間も多く、また、ミネラルの含有量も大変豊富です。竹炭は多孔質の天然有機材料であるため、硫化物、窒化物、メタノール、ベンゼン、フェノールといった有害化学物質に対し、強力な吸着分解作用を発揮します。また、湿度の調整、異臭の分解、消臭などの機能もあり、現在徐々に南投地区のホテルやレストランで採用され、木製の家屋の天然の調湿剤としても応用されています。


  竹炭は高温で精錬されることで、多くの優れた特性を有します。血液循環の促進、体内環境の改善、さらに、空気をより清潔にすることができます。そのため、日本では「黒いダイヤ」と称されています。台湾の孟宗竹の成長期間はやや短く、伐採しても山林や水、土を破壊することがなく、大量使用の経済効率を満たし、また、水と土などの環境保護の精神にも一致します。


  竹炭は空気と水質を浄化する効果があり、これらはいずれも木炭が高温で焼製される際に生まれます。木材中の水分が急速かつ徹底的に抽出されることで、木材内の細胞壁が多孔質構造を形成します。これらは細胞壁及び細胞膜によって形成される多孔質で、電子顕微鏡で観察してみると、まるで数千万の部屋が縦や横に仕切られているようです。仕切り扉に元々あった水分が抽出され、残った仕切りが強力な吸着力を持つ材質になり、超強力なスポンジのような働きをします。小さな竹炭のかけらでも、内部の多此質が空気に触れられる表面積は2~300平方メートルで、なんと野球場約1つ分の大きさに達します。これらの目に見えない多孔質により、竹炭はまるで小型の空気清浄機または浄水器のような働きをし、空気や水中の有害物質を吸着して、浄化、消臭効果を発揮します。さらに、電源が必要なく、繰り返し使用できるという特性もあります


  林さんの「武岫竹炭窯」で生産される孟宗竹炭は、高品質にこだわっています。鹿谷にある人工窯は見学することができ、興味がある方には、竹炭製造の解説も行っています。より多くの方々に竹炭がもたらす健康的な生活を体験していただけることを期待しています。

 

武岫竹炭窯